パソコンのキーボードは、昔ながらのキーの山が高くて固くて強く押し込んでガチャガチャ打つタイプのキーボードが好き。
人それぞれ好みがあるだろうけど、私は絶対にこのタイプ。40年くらいずっとこのタイプ。諸事情によりキーボードを買い替える時にも、同じメーカーの同じシリーズのキーボードか、違うメーカーでも似ているタイプのものを探して買っていた。
でも病気になって片腕が自由に動かなくなってしまい片腕でキーボードを打つようになって、このタイプのキーボードを長時間使うと疲れてしまう。
なので、最近の主流になってるキーの山がほんとないフラットな形状で押し心地が軽くスーっと打てるキーボードを新しく買って使うようにした。
新しいキーボードは良い。
予想通り、力がほとんどいらず軽く打てて、片手で長時間使っても疲れない。
……でも、入力していて気持ち良くない。そのせいなのか分からないけど、入力間違いが増えた。以前よりもキーを押しやすくて入力しやすいはずなのに、なぜか入力間違いが増えた。キーボードのサイズが若干違うせいもあるかもしれない。いつか慣れるだろうと思いながら何ヶ月か我慢して使い続けたけど、全然、慣れない。
これは自分の感覚なので理由なんてない。説明しようがない。ただただ気持ち良く使えなくて、いつまで経っても慣れない。
で、結局、元のタイプのキーボードに戻した。
昔ながらのキーの山が高くて固くて強く押し込んでガチャガチャ打つタイプのキーボード。
正直、使っていて疲れる。でも、こっちのほうが使っていて気持ち良い。やっぱこれだよねぇ。キーボードはこうじゃなきゃ。
まぁ、今回はそれが分かったという収穫はあったからオッケー、ということにしよう。