紋別へ行きました。
旭川の自宅を8時頃に出発して、10時頃に紋別市の海洋交流館に到着。
ここにある様々な施設の中心的な場所で、流氷観光船ガリンコ号の乗り場です。冬には流氷で覆われた海をドリルで砕きながら突き進む大迫力のクルージングを楽しめます。ちなみにガリンコ号は夏も遊覧クルーズや釣りクルーズとして乗れます。
目的は3ヶ所。「とっかりセンター アザラシランド」「アザラシシーパラダイス」「オホーツクタワー」隣接してるので、せっかく紋別に来たのなら全部行きたい。
まず最初は「とっかりセンター アザラシランド」。ここはアザラシの保護施設で、アザラシちゃんが20頭くらいいます。
元々が観光施設ではなくて保護施設なので、見学料が200円と安いです。そして1日数回、お客さんの間近までアザラシたちが来てくれてスタッフさんがアザラシについて解説をしてくれる「えさの時間」というイベントがあります。(時間は日によって変わる場合があるので公式ホームページで確認してください)
たった200円で可愛いアザラシを見放題でアザラシについての解説まで聞けるという、アザラシ好きにとってはまさに夢の国「アザラシランド」。
アザラシランドに入園すると、アザラシのプールを上から見る為に急な階段を昇らなければなりません。が、記憶が確かなら、ぐるっと遠回りになるけど緩やかな坂道があったはず・・・、と思いながら園内を歩いてみると、緩やかな坂道ありました。いえーい。バッチリ。これなら杖でも車椅子でも大丈夫。
上に昇ると、大きなプール。天気が良いので、青空と雲と水面が輝いて綺麗。
一番最初に出迎えてくれたのはワモンアザラシのかつのりくん。真っ黒でクシャクシャな顔が渋カワイイ。推しアザラシの中の1頭なので、最初にかつのりくんに会えて嬉しかった。
プールを見ていると、もう1頭のオスのワモンアザラシもいました。ポンすけくん。愛嬌あって小顔で可愛いんです。のんびりと気持ち良さようにプカプカしていました。
(※追記:僕が訪問した数日後、2023年5月4日にポンすけくんが亡くなったというお知らせがありました。ご冥福をお祈りいたします)
この日は春の気持ちいい暖かさの日だったので、アザラシ達はみんな並んで日向ぼっこしてました。泳いでるアザラシも激しく遊んでるようなことはなくて、みんなゆっくり自然に流れるようにしていました。
10時半になり、「えさの時間」が始まりました。この日の観客は自分を含めて2名のみ。超ラッキー。ゆったりと見学できます。日によっては団体の観光客の人達と時間が重なってしまいギューギューになって、1人客は肩身が狭い時もあります。こればっかりは運だから仕方ない。お客さんがたくさん来るのは良い事だし。
スタッフさんがアザラシを呼ぶと、プールがら上がって目の前まで来てくれます。アザラシは犬と同じくらい頭が良くて、自分の名前を認識していて呼ぶと来るそうです。
スタッフさんが合図を出すと、アザラシが回ったり、口を開けたり、簡単な芸のようなものを見せてくれます。健康状態をチェックする為の動きで、普段は言う事を聞かなくてもお客さんの前だとちゃんとやるそうです。
そしてお魚を貰う。そんなことしながらアザラシの特徴や生態などの解説をスタッフさんがしてくれます。この話がけっこう面白いんです。所要時間10分程度。
ちなみにアザラシランドの「えさの時間」は、お客さんがアザラシと触れ合えるイベントではありません。(以前はありましたが現在はなくなったようです)
アザラシランドはアザラシを見る施設です。アザラシと遊びたい人は、隣接してるアザラシシーパラダイスへ行きましょう。アザラシシーパラダイスはアザラシと遊べる施設です。
「えさの時間」が終わってからしばらくアザラシのプールを眺めて、特に面白いシーンは何も無かったのですが、ボーっと眺めて心が浄化されて、気付いたら11時を過ぎていたので、場所移動。
次はアザラシシーパラダイスへ行きます。
https://www.ginnosha.com/20230427seaparadise.php